DSC-WX1 on 柳津

onシリーズ、まだまだ行きますよぉ。墓参りついでに、柳津方面をちょろっと。

まずは柳津虚空蔵尊。実家曰く縁があるとの事で一度行ってみたかったのです。墓参りルートから外れているわけでもないので、行く機会は幾らでもあったはずなのですが、何故か一度も言ったことがなくて。

国道45号を石巻方面から気仙沼方向に走っていると、右側に大鳥居が見えるのですぐ分かります。

駐車場に車を止めると、すぐ目に付くのはでっかい木。樹齢400年程度の大銀杏だそうです。

柳津虚空蔵尊大銀杏

こっちは樹齢500年の杉。

柳津虚空蔵尊杉

参道の脇には杉並木。結構いい感じなのですが、残念なのはこの右横がトイレなんですな。なんであんなところに建てたんだろう。

柳津虚空蔵尊参道-山門

本堂はこんな感じ。

柳津虚空蔵尊本堂

本堂を正面から。

柳津虚空蔵尊本堂正面

祈祷中で間近で撮れなかったのが残念です。

本堂右側に売店があるので、そこでお守り等を購入することができます。おいらはとりあえずお金が欲しいので金運のお守りを購入しましたが(笑)、見かねたのかなんなのか、親が厄除のお守りを買ってくれたのは内緒です(汗)。そりゃ三十路も過ぎて厄突入だけどさぁ。

…ま、まじめな話をすると、お守り等は基本的に御返納しなくてはいけないので、ほいほい買うもんじゃないんですよね。特に遠方で買ってしまうと御返納もままならずと言うことになってしまいますからね。

# 虚空蔵尊なら毎年墓参りついでに寄れるじゃんという突っ込みは却下です。

あと、柳津は油麩というものが有名なのですが、何故か虚空蔵尊の売店にも置いてあるのを発見(汗)。何故にこんなところで油麩を。ちなみに、油麩丼のつゆも置いてあります。む~。

次は横山不動尊に向かいます。こっちはご近所さんの縁なんだそうで。

横山不動尊は柳津虚空蔵尊からさらに45号線を気仙沼方面に進んで、道の駅津山を少し過ぎた辺りにあります。

山門はこんな感じ。

横山不動尊山門

こうしてみると、古い建物の側に消火栓とかあるのもなんだかなあと思うのですが、仕方ないのでしょうね。

山門をくぐってすぐの境内。

横山不動尊境内

境内から本堂方向。

横山不動尊境内から本堂

本堂側から山門。

横山不動尊本堂方向から山門

山門横を撮ってみました。

横山不動尊山門横

桜がきれいですね。と思ったら、山門横になにやら配電盤みたいなものが…。何でこんなものをここに取り付けるんですかね。がっかりだなぁ。

当然こちらでもお守り等を購入できるので金運のお守り(しつこい)を買おうかと思ったのですが、虚空蔵尊で既に頂いているので今日は我慢することにします(笑)。

で、本日のメインイベント(そうなのか?)の伊達小次郎君のお墓を参拝に。別に歴女でもなんでもないのですけれど。

こちらは中野不動尊から柳津方面に少し戻るような形になります。側に長谷寺というお寺があるのですが、その側に駐車場があります。かなり分かり辛い場所にあるので、初めての方は右往左往してしまうかもしれません。かくいうおいらも散々探しまくりましたよ。

やっとこさ、駐車場を探していざ参拝と思ったら…。

伊達小次郎君のお墓に続く険しい山道

なんすか、これは…。

待っていたのはとんでもない山道。この時点ですっかりやる気をなくした訳ですが、ここまで来て退散するのも口悔や。

意を決して登ることにしますが…

伊達小次郎君のお墓への山道(階段も無くなった)

とうとう階段もなくなっちゃいますた。親もへたってしまったのか、姿形も見えません(汗)。犬の○んちもいっぱい落ちているし、本当にここってお墓に繋がっているんだろうかと疑心暗鬼になりながら何とか辿り付いた場所は

伊達小次郎君のお墓

いや~、厳しいっす。しばしぜ~は~ぜ~は~した後に何とか撮影。ところが…

小原縫殿助のお墓が無い!

いや~ん、そんなぁ。

つか、小原縫殿助って誰よ?というそこの貴方。そんなでは立派な歴女にはなれませんよ。ま~、貴方が女性かどうかは知りませんが。

小原縫殿助と言う方は小次郎君の守役だった人で、政宗公に切られた黒川城から遺骸を擁して出奔。豊臣秀吉による奥州仕置きによる転封の際に政宗公のご母堂、保春院の化粧領地となったこの地に遺骸を改葬して殉死したという忠臣なのです。

…とお墓横にある看板に書いてありますた(爆)。

冗談はさておいて、山岡荘八歴史文庫「伊達政宗」を読んでいたおいらとしては小原縫殿助の話を知っていたので、できることなら参拝したいと思っていたわけです。

おろおろしながら辺りを見てみると、

小原縫殿助のお墓に続く山道

…またですかorz。

やはり、ご主君と並んでと言うのはNGなようで、少し離れた場所にお墓があるようです。

周り止めるのも聞かず、何かに取り付かれたように(うそ)進むこと数分(のように感じただけで実際は1分位)。

小原縫殿助のお墓

ご主君を背後でしっかりとお守りしている忠臣のお墓がそこにありました。

おいらが行った時は花活け(それもコーヒーの缶って)が散乱していて少し酷い状態だったので、少しでもと思い回りを整頓して一礼。

感無量に浸ったのも束の間、帰りの山道でしっかり現実に引き戻されたのは内緒です(笑)。

というわけで、厄年のみなさま、歴女のみなさま。梅雨の晴れ間に柳津方面いかがでしょうか?。

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