前のエントリーで導入したカスタムROMのHyper-j 1.5ですが、導入後に少しばかりありましたので、こちらにまとめます。
カスタムROM導入でHT-03Aでも体感速度がかなり変わるよという書き込みを見かけるのですが、おいらの場合なんだか1.6+rootedの方が速いんでないかい?という状況。
HT-03Aのような実メモリが少ない機器だと、確実にswapは発生するだろうし、そういうのをフラッシュメモリ上に配置するのもなんとなく嫌で、これまでもSDカードの方にはswap領域を切っていないかったのですが、swapきらないといけないのかなと思って少しぐーぐるせんせーに聞いてみたところ、Hyper-jとか、いくつかのカスタムROMではCompcacheなるものが組み込まれている模様。
Compcacheってなんだろうなと思って調べると、コムギドットネットさんのSwapを圧縮して格納する Compcacheに記載があるように「圧縮形式のswapをメモリ上に配置する」という事らしい。
リンク先のCompcache: in-memory compressed swappingを見ると、WD1600ADSF(10000RPMのらぷたー)上に確保したswapとCompcacheとの比較でr/wを計測した場合、前者は168ms/355msなのに対して後者は12us/7usという事で、圧縮/伸張コストを考えてもCompCacheが有利の模様。
まぁ、RAM Diskのようなもんだろうといい加減に納得したのだけれど、Hyper-jでCompcacheを利用するにはSparePartsで有効にしてやればいいとのこと。
ちなみに、Hyper-jはSparePartsがデフォルトで入っているようです。
SparePartsを起動するとメニューの下の方に「Compcache enable」という項目があるので、ここにチェックマークを入れればOKです。(おいらは一応再起動しておきました。)
結果は…
いや~、これは快適ですね。
アプリケーション等からHOMEへの復帰も速いし。ウィジェット一覧の表示がちょっともたつくとかはありますが、常用するものではないし、これだったらもっと早くカスタムROMを適用していればよかったなあ。
それから、Hyper-jではマーケットからのGoogleMapsアップデートが失敗します。何度アップデートを掛けても不正なパッケージとか言われるのでなんでかなと思っていたのです。
文珠川慧久の道楽帳2さんのアンドロイド ケータイ HT-03Aのある生活18 モバイルGoogleマップのナビ機能を活性化に書かれていますが、Hyper-jではナビ機能付のGoogleMapsを適用しているので、更新されないようにわざとエラーになるようにしてるんだそうです。
ナビ機能やバズ機能のある新しいバージョンのGoogleMapsを使用したい場合は、xda-developersの[APPMOD][04.03.10] Brut’s Google Maps r6 (int nav, MT on Donut)エントリーからapkを取得して野良アプリと同じ要領でインストールすればOKらしいです。
Mapsアプリが2つ存在する事になりますが、ご愛嬌という事で。
とりあえず気が付いた部分はこんなところですかね。
(4/9追記)
不調だったGPSもwipeしたせいなのか、好調になりますた(笑)。
[adrotate group=”3″]
コメント
[…] eマップを適用しているために、マーケットからのインストールを弾いているということをこちらで書きましたが、同時に文珠川慧久の道楽帳2さんのアンドロイド ケータイ HT-03Aのある […]