== 追記 ==
5.0(lolipop)にしたNexus7のUSBドライバは従来と異なります。
最新のSDKに更新する必要があります。
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Nexus7が来たのでOTGドライバを導入したメモ。
Windows7だとメディアデバイス用のドライバはデバイスステージ経由で自動で降ってくるけれど、OTG用のドライバは自動では降って来ない。
なので、OTG経由で色々遊ぶにはAndroid SDKを導入する必要がある。
Nexus7にはドライバCDなんか付いて来ないので、Windows7以外のWindowsやMac OSX・Linux等も同様。
ちなみにOTGはUSB On The Goの略(のはず)。USB経由でデバイスを弄りましょうということと思って差し支えない。
Android SDKはjava上で動作するので、JDKが必要になる。JDKの導入は「Windows7 に Android 開発環境を構築する」辺りを参照。
…
余談だけれど、Nexus7は
- ベンダID:181d
- デバイスID:4e42
でUSBバス上に認識されるので、既にAndroid SDKを導入しているのなら
;Google Nexus 7 %SingleBootLoaderInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E40 %SingleAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E41 %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E42 %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E42&MI_01 %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USB\VID_18D1&PID_4E44&MI_01
を「android_winusb.inf」の
- x86:[Google.NTx86]
- x64:[Google.NTamd64]
に追記すればOKなんじゃないかと。
…
Windows7上のSDK ManagerでSDKを更新しようとするとACLかなんかでエラーになるので、今回はインストーラを使用。
Android SDKを入手するには「Android Developer」にアクセス。
Windows インストーラー版を入手するには「Download the SDK for Windows」をクリック。Windows アーカイブ版や他のOS版を入手するには「Other platforms」をクリックして必要なものを入手する。
入手したWindows インストーラ版は「installer_r20.0.3-windows.exe」なので、これを実行。
「Android SDK Tools Setup Wizerd」が表示されたら「Next」ボタンをクリック。
JDKを確認して存在すると「Choose Users」が表示される。インストーラーを実行したユーザーのみにAndroid SDK Toolsを導入するのなら「Install just for me」を、全アカウントに導入するのなら「Install for anyone using this computer」にチェックを入れ「Next」ボタンをクリック。
「Choose Install Location」が表示されたら「Destination Folder」にインストール先を指定して「Next」ボタンをクリック。
デフォルトは「C:\Users\Administrator\AppData\Local\Android」にインストールされるので要注意(AppDataは隠しフォルダのはずなので、フォルダオプションで表示するようにしておかないと色々面倒)。
「Choose Start Menu Folder」が表示されたら「Next」ボタンをクリック。スタートメニューの表示を変えたければ適宜変更して構わない。
インストールが進行して「Install Complete」が表示されたらインストール完了。「Next」ボタンをクリック。
「Android SDK Tools Setup Wizard」が表示されたら「Start SDK Manager~」にチェックが入っているのを確認して「Finish」ボタンをクリックする。
…
ここまでの操作はAndroid SDK Toolsを導入する為の物。
Android SDK Toolsとは何ぞやと思うかもしれないが、これはSDKの管理ツールを含むツール群を指す。
で、実際のSDKやUSBドライバ等はAndroid SDK Toolsを使用して導入するという寸法。
先の手順で「Start SDK Manager~」にチェックを入れてあればSDK Managerが起動する。
Android SDK Managerが起動すると、上記のようなウィンドウが表示される。ツリーに色々な項目が表示されているが、初期状態は「Android 4.1(API16)」と「Google USB ドライバ」にのみチェックが入っている。
USBドライバだけが欲しいなら「Google USB ドライバ」のチェックのみで構わない。
今回はADBなんかも欲しいので
のような感じにした。
欲しいパッケージにチェックを入れたら、「Install xx Packages」(xxは選択したパッケージ数で変わる)ボタンをクリックする。
「Choose Packages to Install」が表示されたら「Accept All」にチェックを入れ「Install」ボタンをクリック。
「Android SDK Manager Log」が表示されて、インストールが進行する。このウィンドウは「Close」ボタンをクリックして閉じてもOK。
インストール途中で「ADB Reset」が表示された場合(ADB更新の為にADBを再起動するかの確認なので、表示されない場合あり)は「Yes」ボタンをクリック。
「Android SDK Manager LOG」又は「Android SDK Manager」ウィンドウに「Done loading packages」のように表示されれば各パッケージの導入は終了。
USBドライバは
C:\Users\Administrator\AppData\Local\Android\android-sdk\extras\google\usb_driver
にインストールされている。
…
Nexus7をOTGするには、デバイス側の設定も必要。
Nexus7の設定に
「{} 開発者向けオプション」という項目がある。
「開発者向けオプション」を選択すると初期状態では全項目がクレーになって選択できないので、画面上部にある「OFF」と表示されているスライドスイッチを右にスライド。
「開発用の設定を許可しますか?」というウィンドウが表示されたら「OK」ボタンをタッチ。
全項目がアクティブになったら「USBデバッグ」にチェックを入れる。
「USBデバッグを許可しますか?」というウィンドウが表示されたら「OK」ボタンをクリック。
これでOTG経由でNexus7にアクセス可能になったので、先程導入したUSBドライバを適用してみる。
デバイスマネージャーを表示させると「その他のデバイス」に「Nexus」と表示されている。
「Nexus」右クリックするとメニューが表示されるので「プロパティ」を選択。
「Nexusのプロパティ」が表示されたら「ドライバーの更新」ボタンをクリックする。
「ドライバーソフトウェアの更新 – Nexus」が表示されたら「コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを更新します」をクリック。
「コンピューター上のドライバーソフトウェアを参照します」が表示されたら、ドライバーが導入されているフォルダ「C:\Users\Administrator\AppData\Local\Android\android-sdk\extras\google\usb_driver」を指定して「次へ」ボタンをクリック。
「Windowsセキュリティ」が表示されて「このデバイスソフトウェアをインストールしますか?」と聞かれる。
「”Google Inc”からのソフトウェアを常に信頼する」にチェックを入れ(以降Google提供ドライバインストール時にWindowsセキュリティで怒られる事がなくなる)「インストール」ボタンをクリックする。
「ドライバーソフトウェアの更新 – Android Composite ADB Interface」が表示され「ドライバーソフトウェアが正常に更新されました」とあるのを確認、「閉じる」ボタンをクリックする。
デバイスマネージャー上に「Android Phone」 – 「Android Composite ADB Interface」と表示されれば、OTG用ドライバが無事に適用されている。
…
ddms(Dalvik Debug Monitor)でNexus7を見ることにする。
ddmsを使うには「C:\Users\Administrator\AppData\Local\Android\android-sdk\tools」にあるddms.batを起動すれば良い。
コマンドライン(cmd.exe)経由で起動しても良いのだけれど、この場合はPATHの指定をしておくと楽。
パスの指定は「システムのプロパティ」にある「環境変数」ボタンをクリック。
当方の環境では「システム環境変数」側に「ANDROID_HOME」という変数名で「C:\Users\Administrator\AppData\Local\Android\android-sdk\tools」を定義した上で、「PATH」へ「;%ANDROID_HOME%\tools;%ANDROID_HOME%\plathome-tools;%ANDROID_TOOLS%」を追記した。
これで後はcmd.exeを起動して「ddms」と入力すれば
Dalvik Debug Monitorが起動する。
ロック画面をキャプチャ。
端末情報(笑)。
…
必要のない人には無用の長物だけれども、Googleの公式デバイスがこの価格ですからね。コレクションするだけではもったいない。
折角なんで、Eclipseも導入してなんか作ってみるというのはどうでしょうか。
# とか言ってみる(爆)。
コメント
[…] ための汎用USBドライバです。このドライバはWindows用のもので、Mac OS X、Linux では特別なドライバを必要としないのでインストール不要です。(参考サイト:Nexus7のUSB Driver – Android SDK r20) […]
[…] Nexus7のUSB Driver – Android SDK r20 […]
[…] Nexus7のUSB Driver – Android SDK r20 […]
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