いちいちフォルダにファイルをコピーするのが面倒なので、MinGWにwgetを導入するメモ。
前提
MinGWはOpenOCDをビルドする時にインストールしたもの。これにwgetを導入する。
ファイルの入手
sourceforgeのMinGWプロジェクトから次のファイルを取得。
- Home / MinGW / Utilities / wget
wget-1.9.1.tar.gz - Home / mingwPORT / Current Releases
wget-1.9.1-mingwPORT.tar.bz2
前準備
MinGW Shellを起動して”/usr/src”ディレクトリを作成する。
mkdir /usr
mkdir /usr/src
ここで作成したディレクトリはWindows側から「C:\MinGW\msys\1.0\src」として見えるので、入手した「wget-1.9.1.tar.gz」と「wget-1.9.1-mingwPORT.tar.bz2」ファイルをコピーする。
※「C:\MinGW\msys\1.0\src」はMinGWのインストールの仕方によって異なる可能性があるので、環境毎に読み替え必須。
導入
再びMinGW Shellから下記オペレーションを実行。
cd /usr/src
tar jxvf wget-1.9.1-mingwPORT.tar.bz2
tar zxvf wget-1.9.1.tar.gz
cd wget-1.9.1/mingwPORT
ビルド用スクリプトを実行する。
./mingwPORT.sh
スクリプトを実行すると対話形式で幾つか質問される。
Download file? (Yes) no
Unarchive file? (Yes) no
Source path? (/usr/src/wget-1.9.1)
Installation directory? (/mingw)
CFLAGS (-O3 -s -mms-bitfields -march=i686)
(snip)
※下線赤文字部分以外はEnterキーのみ入力。
実行ファイルのコピー
wget.exeが出来ているので、パスの通ったところにコピーする。
cp wget.exe /mingw/bin/.
以上。
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