FOXCONN A9DAで書いたとおり、890GXなマザーボードを購入した訳です。
A9DAはSidePortが搭載されていないのですが、890GX+SidePortだとどんなものなのかと言う事でASRock 890GX Extremeを購入してみました。相変わらずSofmapさんで購入。おいらが購入した時は14,480円だったのだけれど現時点で13,980円(税込み・送料込み)だそうで。ポイント付くから実質1.3万弱ですね。
比較なら素直にA9DA-Sを買えば良いのだけれど、扱っているところが少ないうえに価格も微妙。同じようなスペックのマザーボード買っても面白くないですし。ここは変態と噂のASRock先生なマザーボードと言う事で。
気が付いたら1台組める程度にパーツもIHYしてましたよorz。
CPUはPhenom II X4 955(税込み12,780円)。
メモリはA9DAの時と同じでCFD W3U1333Q-2G (PC3-10600-2GBx2)(税込み4,480円)。
おまけにHDDはWesternDigitalCaviar Blue WD10EALS(税込み4,980円)。
ついでにDVDドライブでLITEON IHAS324-32(税込み1,980円)。
890GX Extreme4はIDEコネクタが無いのです。レガシー扱いなんですねぇ。手元にあまっているDVDドライブはIDEのものばかりなで、仕方なく貰ったポイントで(汗)。
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肝心の890GX Extreme4ですが、箱は結構大きいです。
マニュアルの類一式。
Quick installation Guideは結構分厚くて、マルチランゲージになっています。当然日本語の解説もあるのですが機械翻訳に掛けたような感じの文章でして、「?」という部分も多くあるのが残念なところ。
個人的には慣れた人なら英文だけで十分ニュアンスはつかめると思うので、分厚いマニュアルに不思議な日本語を載せるくらいなら英文のみの薄いやつで十分と思ったり。
付属品一式その1です。ラッチ付きSATAケーブルが4本とは気前が良いですねぇ。
付属品その2です。これはUSB3.0を2.5インチドライブベイ又はカードスロットに出すためのもの。
部品自体はこんな感じになっていて、2.5インチドライブベイにつけるなら専用金具に取り付け
カードスロットにつけるならブラケットを使って
ってな感じにするわけですね。
マザーボード上面はこんな感じ。
上面一部拡大その1。
上面一部拡大その2。
Dr.Debugと呼ばれるBIOSのポストコードを表示できるLEDがある他、電源・リセットボタンまであります。水色のコネクタは先程のUSB3.0コネクタを挿すためのもの。
SATAポートは差込口が上を向いているタイプなので、多少幅の狭いケースでもメンテは楽そうですね。A9DAは差込口が横に向いているので、うちのNSK4480では罰ゲームなところがありましたが。当然ラッチつきのSATAケーブル対応です。
スイッチやLED回りの端子はシステムパネルコネクタ形式に準拠していますが、PowerLED端子が別にあるので3Pinなケースでも問題なく使えるところは流石ですねぇ。
マザーボード背面はこんな感じ。
バックパネルで面白いのがCMOSクリアスイッチがあること。そんなに押す機会があるのかなと思っていたのですが、オーバクロック失敗時に使うのかと勝手に納得。ちなみにUSBポートで青いの(Ethernetポートの下)がUSB3.0用のポートとなります。
変態変態といわれる割には、作りは至って普通と言うか、変なところに力が入っているけれどおいら的には好感触。
電源を入れるとマザーボード上のスイッチとかDr.DebugLEDが赤く光ります。ファンが青く光っているよりこっちのほうが好きです(はーと。
気になった点といえば、このマザーボードはEPS12Vコネクタが8Pinタイプのものになりますが、マニュアル上4Pinでも良いことになっています。
でも、Phenom II X4 955がTPD95WタイプCPUのせいか、4Pinのみの供給ではシステムが起動しませんでした(一瞬電源が入るのだけれどすぐに落ちる現象が出ます)。ですので、EPS12Vコネクタが4Pinしか無い電源を使用しているのであれば
のような変換コネクタを用意する必要があるかもしれません。
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恒例のUSBメモリからVMWare ESXiが起動するかですが、結論から言うとちゃんとBOOTします。USBメモリを挿してからBIOSを起動して
- BOOT → USB Drives でESXiが入ったUSBメモリを1st Boot Driveに指定する。
だけでESXiが起動します。
残念なことにEthernetチップが蟹(Realtek RTL8111E)なのでESXiでは認識しませんけれど。蟹チップならごにょごにょするとESXiで使えるようになるかもと言う事ですが、最近の蟹チップも昔ほど悪くは無いので、そろそろ正式対応して欲しいものですね。
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Windows7 x64 Ultimateを入れてCrystalMark 2004R3でベンチしてみました。
グラフィック関係はBIOSでSidePortのみの設定にしているので無視して頂くとして、なんだかPhenom II X2 555BEなA9DAより断然スコアが良いですね。4コアと2コアの違いなのか何なのか。いまいちよくわかっていないのであれですが。
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肝心のSidePortの威力はどうなのと言う事ですが、こちらもベンチして見ました。
以前の比較環境は玄人志向 RH5670-E512HD/AC/G2/BLUK が届いた。を参照してください。
A9DAのスコアも参考値として載せていますが、今回HD4290のドライバは8.801.0.0となっていますし、CPU等の環境も変わっていますのでフェアな比較ではない事はご承知ください。
以下スコアです。
やはりSidePortの効果は出ますね。単純計算でもSidePortの有無で1割程度の差が出るようです。
それでも、HD4350に敵わないのは悲しいのですが、オンボードですしね。
ちなみに比較対象のHD4350はMSIの R4350-D512Hでコアクロック600MHz・メモリクロック1000MHzのものですが、コアクロック600MHz・メモリクロック800MHzな玄人志向 RH4350-LE512HD/HSがSofmapさんで3,120円のようなので、DirectX11はどうでも良いならこれを付けてしまうというのもありなのかもしれません。(多分PowerColor HD4350 512MB DDR2 (Go Green Edition)かと)
でもそれだと890GXである必要も無いわけで、890FXなASRock 890FX Deluxe4なんてのがありますがこれだとSofmapさんで16,980円ですしね。
SATA×8とかIDEコネクタがあるとか結構豪華なようですし、890FXなのでグラフィックボード2枚挿してもx16動作する(890GXはx8動作になるそう)みたいですが。
おいら的にはx8動作とx16動作は大差ないという話もあるようですし、2枚挿しする必要性が全く思い浮かばないので890GXで十分です。
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それにしてもASRock先生ったら全然変態じゃなかったなぁ…。
# それ以前に、このマシン何に使うか未定なところが問題だったり(汗)。
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