購入後の初期設定。
MR02LNは不親切だと評判だったせいか、MR03LNのマニュアルは分かりやすくなっていますね。
基本的には無線ルータと一緒ですから、MR03LNに設定されているSSIDと暗号化キーを使用して、接続する端末の無線LAN設定を行うか、USB経由でパソコン等に直接接続(少なくてもWindows7以降は無線デバイスとして認識されます)します。
無線LAN経由の場合、必要となるSSID及び暗号化キーは、本体バッテリー取り付け部又はシールシートに記載があり、本体液晶の
初期画面から「情報」をタップ。
「端末情報」をタップ。
「無線LAN情報」をタップ。
「プライマリSSID」又は「セカンダリSSID」をタップ。
という具合で確認できます。
無事MR03LNと接続できたら、ブラウザでMR03LNにアクセスします。この時使用するURLは「192.168.179.1」又は「aterm.me」となります。
一番初めにMR03LNにアクセスした場合、パスワードの設定を求められます。このパスワードはあくまでもWeb設定用のパスワードです。
以降、アクセス時にはログインID(初期状態はadmin)とここで設定したパスワードを使用して、MR03LNにログインする事になります。
無事にログインできるとこのような「クイック設定Web」が表示されます。
とりあえずAPNの設定を行う必要がありますから、左ペインにあるメニューから「基本設定」クリックしましょう。
「基本設定」には「基本設定」・「接続先設定(LTE/3G)」・「接続先設定(公衆無線LAN)」の3つのメニューがあり、APN設定は「接続先設定(LTE/3G)」にあります。
「接続先設定(LTE/3G)」が表示されました。
「接続先設定(LTE/3G)」には接続先の一覧とネットワーク設定の項目があります。どうもMRシリーズは出荷先によって型番の違いがあるようで、今回イオンリテール経由で購入したMR03LNには「BIGLOBE」・「IIJMio」・「b-mobile」の設定が予め行われています。
# 型番の違いは単にこういった初期設定がされているかどうかの違いらしいので、機能的には差異は無いようです。
他のサービスも予め設定されていれば楽なのにと思うかも知れませんが、初期設定で登録されているサービスは、実はAPN設定情報が固定であるから出来るのであって、OCN ONEのようにIDやパスワードを個別に発行されるようなサービスでは不可能だったりします。
あわせて、複数のAPNを設定する事が出来るようにはなっていますが、生憎とSIM交換がしづらい構造であるため、少しもったいない機能ではあります。
APNの登録を行うには「接続先設定(LTE/3G)」上の一覧にある「編集」をクリックして行う事が出来ます。とりあえず未設定のいずれかの「編集」をクリックしてみます。
SIM取り付け前の状態で取ったスクリーンショットなので、各項目がグレー表示になっていますが、ここにISPから指定された情報を設定し、終わったら「設定」をクリックすればAPNが登録されるはずです。
前の画面に戻って先程登録したAPNが一覧に表示されているのを確認したら、横にある「国内設定」にチェックを入れて「設定」ボタンをクリックします。
…
とりあえず、これでお使いのサービスに接続されたはずです。
固定で常時使うのでなければ、後はMACアドレスのフィルタリングをしておけばとりあえずは常用には耐えると思います。(初期の暗号化キーは無意味な文字列ですし、MACアドレスでフィルタリングされていれば、他のクライアントが繋がる危険性は低いので)
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