何時の間にやら10.0Rが出ておりまして。
10.0Rからはインストール時にZFS(いわゆるZFS on root)を選択できるのがみそらしく。
PC-BSDはもうZFSが標準になっているようですが、リソース食いというイメージと面倒くさそうというイメージがあって敬遠していたのだけれども、インストーラで指定できるならと言う事で試してみました。
いつもの通りVM Playerで2GBのメモリを用意しています。HDDは50GBのシングル構成。もうひとつ仮想ディスクを用意すればミラー等も試せるのですけれどもね。今回は面倒なので、やる気が起きたらと言うことで。
インストーラを起動させると、いつもの画面。
特に9系のインストールと変わりません。
パーティションの選択。一番下に「ZFS」がありますね。
「ZFS」を選択すると、ZFSの設定画面が表示されます。とりあえずこのままで次に進みます。
仮想デバイスの選択画面。
- stripe
シングル構成。HDD1台以上で使用可能。
HDDの最大容量が使える代わりに冗長化されません。 - mirror
ミラーリング。HDD2台以上で使用可能。 - raidz1
HDD3(or 5 or 9)台以上で使用可能。HDD1台の破損まで耐えられます。 - raidz2
HDD4(or 6 or 10)台以上で使用可能。
HDD2台の破損まで耐えられます。 - raidz3
HDD5(or 7 or 11)台以上で使用可能。
HDD3台までの破損に耐えられます。
との事らしいです。
どのHDDをZFSで使用するかの指定画面。
最終確認。良ければ「OK」を選択。
設定が終わるとインストールが進行して行きます。
後は何時も通りの手順となります。
インストール後ログインしてdfしてみました。
まだZFSが良く分かっていないからあれなのだけれども、/usr/srcが居たりしますがこんなものなのかしらん。
# ソース更新前に/usr/srcをmvしようとして怒られて初めて気が付いたのは内緒。
…
いや、本当に楽ですなぁ。
次はjailだな(謎。
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